【今さら聞けない】鈴木達哉さんに聞くベンチャーとスタートアップの違い!

梅雨入りでジメジメしてきましたね❗

衣替えもし始めて、そろそろ夏に向けた準備を始めていると思います♪

 

僕も「夏に向けた便利なガジェットでもないかな?」とCAMPFIREというクラウドファンディングサイトを見ています😊

 

camp-fire.jp

 

最近はクラウドファンディングなどでの資金調達もありますし、ベンチャー企業やスタートアップ企業でも挑戦的なガジェットがたくさん作られていて、楽しい時代ですよね♪

 

そういえば、ベンチャー企業やスタートアップ企業についてあまり知らない・・・😅

というわけで、ベンチャー企業を立ち上げた友人の鈴木達哉さんに、それぞれどんな企業を指していて、どんな特徴があるかを聞いてみました♪



まずはベンチャーとスタートアップの特徴から❗

 



ベンチャー企業

そもそもベンチャー企業という言葉、これって和製英語なのを知っていましたか❓

venture(ベンチャー)は、冒険などの意味を持つ英単語です。

ここから、冒険的な事業を行う企業のことをベンチャー企業と言うのかと思いきや、そうでもないみたい🙄

明確な定義はないそうですが、一般的には「新しいサービスや事業を展開している新興企業」を指します♪

広い意味では、「設立間もない企業」「スモールビジネスを展開する企業」を指す際にも使用されているみたい♪

お話をしてくださった鈴木達哉さんの企業もここに当たりますね♪

 

有名どころだと、リクルートメルカリDeNAなど❗

このクラスの企業になると、メガベンチャーなどと呼ばれることもあります♪



 

◆スタートアップ企業

「スタートアップ」という言葉、こちらはちゃんと英語です❗

元々はアメリカのシリコンバレーで使われ始めた単語だそう♪

シリコンバレーといえば、世界的なIT企業が集まっていることでも有名ですよね😄

当初は新しく設立されたばかりの企業を指して使われていたそうですが、現在は変わってきています。

こちらも明確な定義はないそうですが、イノベーションを起こして短期間のうちに圧倒的な成長率で事業展開する企業」を指します♪

 

有名どころだと、GoogleAmazonUberなど❗

アメリカでできた言葉らしく、アメリカ企業が並んできますね♪




しかし、ベンチャー企業でもスタートアップ企業に当てはまる企業はあるのでは・・・❓

そう思って鈴木達哉さんに聞いてみると、大きく異なる点が2つあるそうです😄

 

 

1つめはビジネスモデル❗

 

ベンチャー企業は既存のビジネスモデルをベースに、工夫をして収益性を高めたり、スケールを拡大して売上を上げたりしていきます♪

一方でスタートアップ企業は今までにないイノベーションを起こして、新しいビジネスモデルを展開することで売上を上げます❗

 

既存のビジネスモデルがベースとなるので、市場に受け入れられている一方で競合も多いベンチャー企業

新しいビジネスモデルを展開するので、市場を作ってしまえば一人勝ちを狙える一方でリスクも高いスタートアップ企業。

似ているようで全く異なるビジネスモデルなんですね♪

 

 

2つ目は最終的な目標❗

 

こちらは意外なところでした❗

いや、企業の目標って「より良い商品やサービスを提供することで利益をあげること」で共通でしょ🙄❓

そんな話を鈴木達哉さんにしたら、ニヤリしながら解説してくれました♪

 

まず、ベンチャー企業は中長期的な視点で成長を目指す企業が基本だそうです❗

右肩上がりの成長を続けることで、上場や株式公開などをしたのがメガベンチャーと呼ばれる企業ですね♪

次に、スタートアップ企業は短期間で一気に成長して、ビジネスの目標を達成したら事業売却を行って利益を得る❗

ここを目標としている企業が多いみたいです♪

もちろん売却せずに継続して事業を行い、世界を席巻していく企業もありますよ😊



このスタートアップ企業の目標設定は海外特有ですよね♪

日本で事業売却というとM&Aのようなイメージで「企業が有望な会社を買うもの」と思っていました🙄

スタートアップ企業のような事業売却というと、ZOZOの創業者である前澤友作さんくらいでしょうか❓

それ以外は業績悪化でやむを得ず、企業が事業売却を行うようなイメージです・・・💦

海外ではM&Aはもっと活発ですし、鈴木達哉さんがそのあたりの知識・視点を持っているのは海外を飛び回っていた経験が活きているのかもしれませんね♪

 


ちなみに、ベンチャー企業とスタートアップ企業、それぞれどんな人が立ち上げているかを聞いてみたところ、こちらもやっぱり大きく違っていました❗



ベンチャー企業の創業者の特徴は、「タフさやリーダーシップ力」✨

そもそもベンチャー企業とは、既存のビジネスモデルをベースとして事業を行います!

なので、必要なのは新しいアイディアなどよりも、ビジネスを前進させ続けるタフさや一緒に走る仲間をまとめるリーダーシップ力だと思います♪

DeNAの創業者である南場智子さんは、創業してすぐは電車移動で寝る40分ほどの睡眠時間しか取っていなかったそうです💦

その中で、同じ方向を向いて走る仲間たちをまとめてビジネスを前進させていく・・・❗

ベンチャー企業の立ち上げ時のリアルな姿は、南場さんの著書「不格好経営」に詳しく書いてあるのでオススメです♪

ちなみに、お話をしてくださった鈴木達哉さんも起業した際の睡眠時間は3時間程度だったとか🤣

今も笑顔でハードワークされ続けていますが、やっぱりタフさも重要なんですね♪



一方で、スタートアップ企業の創業者の特徴は、「高度な専門知識と常識にとらわれない発想力」✨

スタートアップ企業とは、新しいビジネスモデルを構築するので、常識にとらわれないアイディアは重要になってきます♪

また、イメージがあっても挑戦して形にできなければ意味はない・・・❗

Googleの創業者であるラリー・ペイジは学者の両親の元で育ち、6歳からコンピュータを触り始めていたそうです😆

大学で博士号を取るほど専門的に学び、その知識も活かして検索アルゴリズムを開発♪

それが、Googleの創業に繋がったんですね❗





いかがでしたか❓

 

タフでリーダーシップ力を持った人が起業し、既存のビジネスモデルをベースとして中長期的な成長を目指すベンチャー企業

 

高度な専門知識と常識にとらわれない発想力を持つ人が起業し、新しいビジネスモデルを展開して事業売却まで視野に入れるスタートアップ企業❗

 

似たイメージを持つ2つですが、実は大きく違っていましたね♪

もちろんそれらの企業の中でも、目的、目標に合わせて形は変わってくると思います😄

色々な形を取れる現代だからこそ、目的を明確にして、それに合った形を取って行きたいですね♪

 

ではまた~❗