未来のエネルギー事情は? バイオマス研究をしていた鈴木達哉さんに聞いてみた♪

 こんにちは❗

連休ですねー♪

買い物の休憩にカフェに入ったんですが、最近紙ストロー増えましたね😄

チェーン店ではスタバから始まったのが最初だと思うんですが、マクドナルドも順次、紙ストローの提供を開始するそうです。

日本でも環境意識が高まってきている感じがしますね~♪

 

環境といえば、先日友人の鈴木達哉さんとエネルギー問題の話をしたんですよ♪

「次の自動車燃料は~…」という話で、電気か水素かどちらか~…という話になり、鈴木達哉さんは電気推し❗

理由は水素の輸送コストにあると考えるそうで、水素を作って水素ステーションまで輸送して~…というトータルコストを考えると、現状では電気ということでした😄

大学、大学院とバイオマス関係の研究をされていたそうで、さすが、その分野には造詣が深いですね♪

 



ちなみにバイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す造語で、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」と定義されています❗

…何やら難しいですね😅

ものすごーくざっくり言うと化石燃料以外の動植物全て」ですね❗

一般的にバイオマスから燃料にされる木やトウモロコシ、一時話題になったミドリムシなんかもバイオマスなんです✨



そんなバイオマスですが、自動車燃料にも使われているって知っていましたか❓

日本でも、主にバスやゴミ収集車などの公用車で使用されているんです♪

使われているのは、正確にはバイオマスから作ったバイオ燃料で、ガソリンの代替ならバイオエタノール軽油の代替ならバイオディーゼルなどと言われます😄

 

とはいえ、100%バイオ燃料で動かすわけではなく、通常の燃料に10~15%程度混ぜて使用するのが一般的とのこと。

ブラジルではトヨタの協力のもと、自動車へのバイオ燃料使用を推進しており、新車販売台数の9割以上がバイオ燃料車らしいですよ~♪

 

 

 

 

化石燃料に替わる新エネルギーとして期待されているバイオマスですが、現状はかなり厳しそう💦

というのも、バイオ燃料には2つの課題があるからです❗



1つは食料とバランス問題❗

バイオマスの説明の際も触れた通り、バイオ燃料の原料にはトウモロコシなどの穀物が含まれます。

そちらを燃料に回してしまうと、人が食べる食料や家畜の飼料が不足してしまうので取り合いになってしまうんですよね😭



2つ目はコストの問題❗

代替エネルギーといえばこの問題が付いてきますよね~💦

バイオ燃料で問題になってくるのは主に3つ。

 

①燃料となるバイオマスの購入費用

バイオマスの加工費用

バイオマスの輸送費用

 

特に日本で問題になってくるのは①と③です❗

資源エネルギー庁の2019年のデータによれば、現状バイオマスの3/4は輸入頼り💦

 

さらにそれを各地の発電所に輸送して燃料にしやすい加工をして…となるとコストは上がる一方ですよね😭

 

バイオマスの話をしてくれた鈴木達哉さんも、いざバイオ燃料を社会に取り入れようとしたら出てくる課題は知っていたとのこと。

思えば、自動車燃料の話をした時の水素の課題もバイオ燃料と通じるものがありますもんね~🙄



これも2019年のデータですが、バイオマス発電の日本における発電割合は、全体の2.6%程度。

2030年までにはこれを5%に上げるのが目標に掲げられています❗

現状はなかなか厳しそうですが、国や自治体の施策で補助金を導入したり、電気なんかもバイオマスを始めとした再生可能エネルギーで発電されたものを購入するプランもあったりします♪

意外と身近なところにも協力できるものは転がっているので、まずは一歩ずつ。こういった取り組みに協力していきたいですね😊